こんにちは!民間規格の離乳食・幼児食コーディネーターの資格を持つ主夫、ケイです。
離乳食って、毎日頑張って作ってもなかなか食べてくれなかったり、味付けに悩んだり、何かと大変ですよね。私も我が子の離乳食作りには本当に頭を抱えました。特に、「だし」。
「だしの旨味が味覚を育てる」「手作りだしが良い」なんて聞くけれど、毎日昆布を水に浸して、かつお節を煮出して…正直、毎回だしを取るのってめちゃくちゃ面倒じゃないですか?
忙しい育児の合間に、完璧な手作りだしを毎日用意するのは至難の業。私も、結局は市販のだしに頼るようになりました。でも、市販品って「食塩」が入っていたり、「無添加」と謳いながらも「酵母エキス」のような気になる成分が入っていたりして、「本当に赤ちゃんに安心して使えるの?」って疑問に思うことばかりでした。
この記事では、私と同じように「だし」について悩むパパ・ママのために、以下のことをお伝えします。
私自身のリアルな経験と、離乳食・幼児食コーディネーターとしての知識を総動員して解説しますので、ぜひ最後まで読んで、あなたの離乳食作りのヒントにしてくださいね。
1. 離乳食に「だし」はいつから?専門家パパが教える月齢別の目安と役割

離乳食にだしを取り入れるのは、赤ちゃんの味覚形成においてとても重要です。
だしには、母乳にも含まれる「うま味成分(グルタミン酸など)」が豊富に含まれていて、赤ちゃんが本能的に好む味だと言われています。
塩分や糖分に頼らず、だしの旨味を活かすことで、素材本来の味を覚え、将来の好き嫌いを減らすことにも繋がりますよ。
それでは、月齢ごとにだしの取り入れ方を見ていきましょう。
ゴックン期(生後5~6ヶ月):まずは素材の味、そして「植物性だし」から
離乳食を始めたばかりのゴックン期は、基本的に素材そのものの味を大切にします。この時期にだしを使う場合は、昆布だしや野菜だしといった植物性のものからごく少量ずつ始めるのがおすすめです。
この時期のだしは、あくまで風味付け程度に使い、塩分は一切加えないようにしましょう。赤ちゃんの腎臓はまだ未発達なので、薄味を徹底することが大切です。
モグモグ・カミカミ期(生後7~11ヶ月):いよいよ「動物性だし」も!
離乳食が進み、モグモグ・カミカミ期に入ると、動物性のだしも徐々に取り入れられるようになります。
新しい種類のだしを試す際は、アレルギー反応がないか、少量から様子を見るようにしてくださいね。
パクパク期(生後12ヶ月~):大人も美味しいだし活用術へステップアップ
1歳を過ぎたパクパク期には、離乳食もさらにバラエティ豊かになります。
この時期になると、大人用のだしと併用したり、だしの種類を組み合わせてより複雑な旨味を楽しむことができます。
だしの旨味を活かせば、調味料をあまり使わなくても美味しい料理ができるので、家族みんなで同じメニューを薄味で楽しむ「取り分け離乳食」にも繋がりますよ。
2. 「市販のだし、本当に安心?」主夫パパがぶつかった壁と選び方のコツ

「毎日だしを取るのが面倒くさい!」という私がぶつかったのは、市販のだし選びの壁でした。
手軽さは魅力だけど、「本当に赤ちゃんに安全なの?」という不安が拭えなかったんです。
【私の失敗談】「無添加」って書いてあるのに…市販品選びで後悔した理由
ある時、「赤ちゃんにも使える無添加だし」と書かれた市販品を見つけ、「これだ!」と思って購入しました。
でも、裏の原材料表示をよく見てみると、「食塩」や「酵母エキス」の文字が…。
「無添加」って謳っているのに、なぜ?って正直がっかりしました。
私はこの経験から、「パッケージの表示だけでなく、必ず裏の原材料をしっかり確認すること」の重要性を痛感しました。
離乳食用だし選びの「3つの安心基準」
私の失敗談を踏まえ、離乳食用の市販だしを選ぶ際の「安心基準」をまとめました。
この3つのポイントをクリアしているものを選べば、きっとあなたも安心して離乳食にだしを取り入れられますよ。
- 食塩・化学調味料・食品添加物一切不使用であること
- これが最も重要です。パッケージに「食塩不使用」「化学調味料無添加」と明記されているか確認し、さらに原材料表示で酵母エキス、たんぱく加水分解物などが含まれていないかチェックしましょう。
- 原材料の産地と透明性
- 「国産素材100%」など、使用している素材の産地が明確で、どこでどのように作られているかが分かりやすいものを選びましょう。信頼できるメーカーやブランドであることも大切です。
- アレルギー特定原材料28品目不使用であること(該当する場合)
- お子さんにアレルギーの心配がある場合は、特定原材料28品目(えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生、アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン)が含まれていないかを確認しましょう。
市販品は手軽で便利だからこそ、これらの基準をしっかりクリアしているものを選ぶことが、忙しいパパ・ママにとっての本当の安心に繋がります。
3. 【主夫が厳選!】離乳食に“マジで使える”無添加だし2選

前章でご紹介した「安心基準」をクリアし、私が実際に我が子の離乳食作りに愛用している市販の無添加だしを2つご紹介します。
どちらも自信を持っておすすめできる逸品ですよ!
1. イブシギンのしぜんだし for MAMA (離乳食) 粉末ボトルタイプ 80g
主夫パパのレビュー
これに出会うまでは「無添加のだしって味が物足りないのかな…?」と不安だったんですが、使ってみてビックリしました。まずボトルを開けた時の香りの良さに感動!本当に食欲をそそる良い香りがするんです。
離乳食のお粥にほんの少し混ぜてあげただけで、「これ、いつものお粥と違う!」というくらい、子供の食いつきが良くなりました。まさに“魔法の粉”!
私は、だし粥はもちろん、野菜を煮込むときの風味付けや、和え物の隠し味としても使っています。味がしっかりしているので、大人の料理にも大活躍。
これ一本あれば、離乳食から家族の食事まで、食卓のレベルがグッと上がりますよ。

2. むむむだし 特別飼育鳥のチキンコンソメ/鶏ガラスープ 協和食研
「むむむだし」シリーズには*鶏ガラ・野菜のみ100%の「チキンコンソメ」と、鶏ガラ100%の「鶏ガラスープ」の2種類があります。どちらも離乳食に安心して使える無添加だしで、お子さんの成長段階や好みに合わせて使い分けができますよ。
私が愛用しているのはこちら!「むむむだし 特別飼育鳥のチキンコンソメ」
主夫パパのレビュー
正直、無添加でここまでしっかりしたチキンだしに出会えるとは思っていませんでした。一般的なチキンコンソメは塩分が多かったり、化学調味料が気になったり…。でも、無添加のものは味が薄すぎたり、なんだか物足りなかったりすることが多かったんです。
そんな中で「むむむだし 特別飼育鳥のチキンコンソメ」に出会った時は、まさに「探し求めていた味はこれだ!」と感動しました。
このチキンコンソメを少し加えるだけで、野菜スープが格段に美味しくなりますし、鶏肉と野菜を煮込むときのベースにも最適です。我が家では、だし粥の洋風アレンジや、野菜と鶏肉の煮込み、小さく切ったうどんのスープなどによく使っています。これを使えば、塩分を控えめにしても、子どもがパクパク食べてくれるので本当に助かっています。

鶏の旨味がギュッ!「むむむだし 特別飼育鳥の鶏ガラスープ」もおすすめ
主夫パパから見た活用法
こちらは鶏ガラのみを使っているので、より純粋な鶏の旨味を加えたいときに活躍します。
例えば、鶏肉を使った和風の離乳食や、シンプルに鶏の風味を活かしたいスープなどにぴったりです。チキンコンソメと合わせて、使い分けてみるのもいいですね。

(補足)手作りだし派のあなたへ:時短で美味しい基本のだしレシピ
「やっぱり手作りのだしを使いたい!」という方もいらっしゃると思います。そんな忙しいパパ・ママのために、私が実践している超簡単なだしレシピを簡潔にご紹介しますね。
【昆布だし】
- ボウルなどに水600mlと昆布(10㎝角)を入れる。
- 冷蔵庫で一晩(7~8時間)置く。
- 鍋に移し、中火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す。
残っただしは、製氷皿に入れて冷凍しておけば、使いたい時にポイっと入れるだけでOKです。
【かつおだし】
- 鍋に水600mlを入れ沸騰させ、火を止める。
- 火を止めたらすぐにかつお節15gを入れ1~2分おく。
- かつお節が沈んだら、ざるにキッチンペーパーをしいて濾す。
これも濾す手間はありますが、煮出す時間は短くて済みます。手作りする際は、必ずごく薄くすることを意識してくださいね。
4. だしで変わる!離乳食の具体的な活用レシピ【主夫が実践】

市販のだしや手作りだしを活用することで、離乳食のバリエーションは無限に広がります。私が実際に我が子に作って「これは食いつきが良かった!」という簡単レシピをいくつかご紹介しますね。
失敗なし!だしが香る簡単「だし粥」
離乳食の基本であるお粥も、だしを加えるだけで格段に美味しくなります。
野菜嫌いも克服?「だし入り野菜スープ」
野菜が苦手な子も、だしの旨味が加わると意外とパクパク食べてくれることがあります。
家族みんなで楽しめる「だし活用レシピ」
だしは離乳食のためだけじゃありません!家族みんなで楽しめるメニューにだしをたっぷり使うことで、自然と子どもの食事も美味しく、健康になります。
5. 離乳食だしと食材宅配サービスを組み合わせるメリット

忙しい日々の中で、手軽に安全な食材を確保するのに役立つのが食材宅配サービスです。
だし作りにも、食材宅配サービスを賢く活用することで、さらに負担を減らすことができます。
新鮮な食材を時短で調達!だし作りをもっと楽にする方法
もし食材宅配サービスの利用を考えているなら、離乳食に使いやすい食材が豊富か、アレルギー表示が分かりやすいかなどをチェックして選ぶのがおすすめです。
6. 離乳食だしに関するよくある疑問Q&A【資格持ちパパが答えます】

- Qだしでアレルギーは出る?
- A
だしに使われる食材(かつお、昆布、煮干しなど)自体がアレルゲンとなる可能性はあります。特に魚介類は特定原材料に準ずるものとして指定されている場合もあります。新しい種類のだしを初めて与える際は、少量から与え、平日の午前中など、万が一の時に病院に行ける時間帯に試すようにしましょう。
- Q毎日だしを使っても大丈夫?
- A
はい、適切に使えば毎日使っても問題ありません。むしろ、だしの旨味は赤ちゃんの味覚を育てる上で役立ちます。ただし、昆布だしを多用する場合は、ヨウ素の過剰摂取に注意し、他のだしとバランス良く組み合わせるようにしましょう。
- Q大人のだしと同じもので良い?
- A
市販のだしの場合、「食塩・化学調味料・食品添加物不使用」であるかを確認してください。大人の料理用のだしには、塩分や調味料が含まれていることがほとんどなので、赤ちゃんには適しません。手作りのだしであれば、水で薄めて赤ちゃん用に調整することで、大人と同じ素材から取っただしを共有することも可能です。
- Qだしの味付けは必要?
- A
離乳食期は、基本的にだしの旨味のみで味付けは不要です。塩分や糖分は赤ちゃんの未発達な体に負担をかけるため、極力控えましょう。だしの優しい風味だけで十分美味しく食べられます。
- Qだしがなくても大丈夫?
- A
だしを使わなくても離乳食は作れますが、だしの旨味を加えることで、食材の持つ自然な甘味や風味を引き出し、赤ちゃんがより美味しく食べられるようになります。食いつきが悪い時や、偏食気味の時には、だしの力が大きく役立つことがありますよ。
7. まとめ:だしを活用して、親子で笑顔の離乳食タイムを!
私自身、離乳食作りで悩んだ末に「だし」の重要性に気づき、そして「毎日手作りは無理!」と割り切って、安心できる市販品を見つけるまでに色々な経験をしました。
離乳食・幼児食コーディネーターの資格を持つ主夫としての知識と、実際に我が子を育てているパパとしての経験から言えるのは、「離乳食のだしは、無理なく、安全に、そして美味しく取り入れることが一番大切」ということです。
今回ご紹介した「イブシギンのしぜんだし」と「むむむだし」は、私が自信を持っておすすめできる無添加だしです。これらを活用すれば、忙しい日々の中でも、赤ちゃんの味覚を育む美味しくて安心な離乳食を、もっと手軽に作れるはずです。
完璧を目指しすぎず、だしの力を借りて、お子さんとの離乳食タイムをもっと楽しく、もっと笑顔で過ごしてくださいね!
何か離乳食について困ったことがあれば、いつでも私のサイトを覗きに来てください。私自身の経験が、少しでもあなたの役に立てれば嬉しいです。
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